事業者選定
最新設備機器の更新
浴室や台所、トイレの設備を最新のものに替えたいし、外壁も劣化して汚くなっている。また壁紙や絨毯なども剥がれたり、汚くなっているため替えたい。
これらのリフォームはそれぞれの事業者に依頼しなければならないのですか。
工事の内容によって依頼方法が異なります。
設備機器については現在、様々な機能を備えた数多くの機種が販売されて、価格も大きな差があり、どの機種に替えるかによって経費が大きく変化します。メーカーのカタログから機種を選定できれば一番良いので、それぞれの機器メーカーのショウルームや給排水事業者で見せてもらってください。
カタログ類に掲載されている価格は「公表価格」でメーカー希望価格と同様、交渉が可能なことが一般的です。
また、設備のリフォームを行うには、例えば火力や給湯を考える場合、熱源を何にするかを選ぶ必要があります。
①オール電化であれば電気給湯、電子調理器
②ガスを使用するのであれば、都市ガス又はLPG用給湯ボイラー・ガス調理器
③灯油を使用するのであれば、給湯に灯油ボイラー、調理はガス調理
④自然エネルギーを使用するのであれば、太陽熱利用給湯、など。
それぞれに特徴がありますので、電気供給事業者、ガス供給事業者、ボイラーメーカー、太陽熱温水器メーカーなどのカタログが参考になります。工事の依頼先は、器具の交換だけであれば、そのメーカーや取り付け設備事業者でかまいませんが、内装のやり替えなどを一緒に施工するのであれば、工事の順序の手配などの調整役が必要になります。内装などが多い場合には建築総合、電気・ガス・給排水が多い場合には電気又は給排水事業者に依頼するとスムースです。